Category:事例紹介
東京へぎそば匠様からの依頼で、そばのパッケージをデザイン制作からお手伝いさせて頂きました。
東京へぎそば匠様は、東京都内で4店舗ある老舗のへぎそば屋さん。
へぎそばを食べたいと思ったときに、
都内でへぎそばが食べれるところは非常に限られてきますよね。
そばのつなぎの部分を布海苔を使うことで独特の喉越しが味わえるのがへぎそばの特徴です。
家庭でも味わいたいというご要望が出ているなか、
店舗と同じような味がうまく出せないという事もあり、
今まで通販などはやっていなかったようです。
今回「生麺」を使用して、
同じ味をお届けする仕組みができたということで、
贈答用のパッケージのお手伝いをさせて頂きました。
お客様様には、最初にどんな箱を作りたいのかというヒアリングをします。
どんなイメージか?
どんなサイズにしたいか?
色味はどうしたいか?
といった質問はパッケージのデザインをおこしていくには、
当然必要な要素ですが、それだけではなく、全体的な事を聞いていきます。
どのような仕組み(流れ)で販売するのか?
単価はいくらぐらいか?
注文の入り口は、店舗なのか?電話?ECサイト?
注文から発送までどのくらいかかるのか?
どんなお客様がターゲットか?
乾麺なのか、生麺なのか?
箱のどんな形、開き方がイメージにあるか?
ベンチマークしている他の業種、他の店舗はあるのか?
などなど。
ただ、へぎそばを入れるだけの箱をデザインして、
作るだけでは、お客様にとっていいものが作れないと考えます。
我々が使い方もしっかりイメージし作ることで、
よりお客さまの要望にあったものの提案や
お客様にはなかった視点で提案ができます。
今回は、4束(4人前)と8束(8人前)へぎそばが納まるパッケージ、2種類。
大と小です。
上からパカっと開くタイプになります。
スーパーで売っている乾麺のそばとは違い、
東京へぎそばはどちらかというと手間のかかった高級なそばなので、
デザイン提案の段階で、そのイメージをご提案。
その後、試作を何回か作り、へぎそばの袋をセットすることで、
より出来上がった時のイメージを湧いてもらえるようにしました。
チラシやDMやポスターといったデザインは、
最終的には2D(面)なので、イメージつきやすいものです。
しかしパッケージなどの箱は、3D(立体)のため、
最初に下記のようなご提案プレゼンを見せますが、
手にとって見てもらうことが大事です。
当然試作を作ることは費用がかかりますが、
そこを省略してしまうことはおすすめできません。
最終的には黒をベースに、そばのイメージとへぎのイメージを金色で載せて、
赤の匠のロゴマークで引き締めるデザインとなりました。
また、デザインの過程で、パッケージの台紙は、なるべくしっかりした厚みのあるもので、
それでいて開けづらくないものをセレクト。
ちなみに小のパッケージは、ちょっとしたエンボス加工(凸に出っ張る加工)をしています。
デザイン決定後、2週間ほど納期を頂いて、印刷、加工して納品させて頂きました。
PS.
通販用のへぎそば以外にも、ペッパーポークというニューアイテムのパッケージも作らせて頂きました!!
TEL:03-3476-0307 FAX:03-3496-0476
Mail:info@p-sun.co.jp
Copyright(C) プリントショップサン