Category:事例紹介
昨年12月、東京へぎそば匠の渋谷店にかかっている垂れ幕をつくりました。
今回、デザインレイアウトからのお手伝い。
渋谷の東急本店前文化村通りに面している壁に、
縦が3m横幅1.2mになります。
今回、店舗名とへぎそばが一番の特徴なので、
そこが一番わかるよな垂れ幕を作らせて頂きました。
こうした、看板や垂れ幕を作る上での考え方は、
まず目立つこと、キャッチーであること。
具体的には、反対側の歩道を歩いている人がパッと目に入り、
お店の名前がわかり、何の商売をしているお店なのかが
わかることが大事と私は考えます。
街にはたくさんの看板であふれていますが、
その中で目立つというのはなかなか難しいです。
そして、ただ目立つだけを考えるだけでは、品位が失われる可能性もあります。
目立ちつつ、お店のメッセージを伝えるバランスが大切です。
そのバランスを考えデザインしていくためには、
まずオーナーさんと打ち合わせをして、
どういった方向性でお店をアピールしたいかの希望を伺います。
いくつかキーワードを頂くのですが、今回であれば
・店舗がここにあるということをまず伝えたい
・へぎそばが売りであること
・長年東京で店を構えてやっている老舗であること
・お酒やつまみを楽しむことができる店であること
・シンプルに伝えたい
などです。
それを整理して、何点かデザイン案を提案。
その中からまず方向性を選んで頂いて、
言葉や色合い、写真などを調整してまとめ上げます。
垂れ幕などのデザインデータを作成する上で、
気をつけないといけないのは【画像】です。
垂れ幕のサイズが大きいので、
素材となる画像サイズが小さすぎると
ガサガサの変な写真になってしまいます。
特にHPに掲載している写真を使ったりすると
解像度が低過ぎてそのような現象が起きることがあります。
あなたもたまにガサガサ写真を街中で見ると思いますが、
料理がマズそうに見えるのはもちろん、
そうしたちょっとした事に気を使えないお店なのかなと印象が悪くなります。
具体的な必要な解像度は、
原寸サイズで72dpi確保できていればいいのですが、
足りているかどうかの確認は、
業者に確認しつつお任せ頂いた方が良いかもしれません。
出来上がってからでは遅いので。。
72dpiという数字が低いと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
大きな看板や垂れ幕などは1〜2メートル以上離れて見ることが多いので、
そんなに解像度が高くなくてもいいのです。
デザインが校了になったところで、
今回はターポリンという素材に印刷して現場で取り付け、納品しました。
運動会のテントの屋根に使う素材のイメージです。
紫外線にも比較的強く、破れにくいように端を縫い込み仕上げています。
お店によって看板などのサイズはまちまちです。
どのようにお客様に伝えていきたいか、
それを見たお客様にどのような行動をとってもらいたいか
という事を考えつつ作っていきたいものですね。
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