Category:データ作成のこと
名刺やショップカードのデザインをする時は、
必ず紙の端から文字や線までの距離を意識していますか?
特に罫線でギリギリに囲むデザインの時は、
気をつけましょう。
なぜか?
名刺やショップカードのサイズは91ミリ×55ミリが一般的に多
く、印刷する時には1枚1枚印刷していきません。
大きめの台紙に多面付けをして印刷をして、
印刷後に断裁をして仕上げていきます。
印刷をしていく際にほんの少し伸び縮みが出ることがあります。
また断裁していく時に、
人の手が入るため、少しズレることがあります。
かなり気をつけて作業してもズレる。
デザインするときに、1ミリはズレる可能性があるという気持ちが必要です。
例えば罫線で囲むデザインのショップカードをデザインするとします。
四方の端から1.5ミリ入ったところに罫線が配置されている場合、
少しでもズレると、片側が全くゆとりのないデザインになるか、
極端に線が切れて無くなってしまうこともあります。
明らかにズレているのが目立ち気になります。
ズレても、あまり気にならない配置は、
端からの空き3ミリ。
ギリギリ頑張って2.5ミリ。
もし、A4サイズぐらいのリーフレットやチラシなどで、
罫線で囲みたい時は、もっと空きの長さをとりましょう。
4ミリから5ミリぐらい。
仕上がりのサイズによっても空きの長さは変える意識があったほうが良いです。
画面で見ているだけだとわかりにくいですが、
印刷は、物理的にも完成した時にズレることを
イメージしてゆとりをもって、デザインしていくことが大事です。
もし手元にある罫線で囲まれたカードがあれば
空き寸法を四方から測ってみてはいかがでしょうか。
だいたい少しズレてると思います。
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