Category:印刷のこと
先日、幼なじみ数人で男女あわせ6人ぐらいで飲んだ時のことです。
幼なじみの中に、ステーショナリーのデザインを手がけるデザイナーの女性がいます。
その女性ともうひとりの女性が何年かぶりに会っての会話中に僕もいました。
お互いに年賀状だけはやりとりしていたようでした。
「いつも素敵な年賀状をありがとう!!年賀状のやり取りも減ってきているので、
あんな素敵な年賀状をもらえるとうれしい」と言われていました。
そのデザイナーの女性は「年賀状などの紙をしっかり伝えていくのは、我々の使命よね」
と私に同意するように言っていました。
その時「そうだね我々の使命だよね」と言ったものの、あとから改めてハッとしました。
私は印刷屋という商売柄、年賀状は大切な文化であり、
また、紙の良さを伝えていくことは大切だという気持ちがあります。
ただ、あえて口に出して、
それが我々の使命だと言い切る事をした事がありませんでした。
「使命」。
改めて、口にしてみて心に深く突き刺さるものがあります。
最近は、メール、LINE、Facebook、instagram、などのデジタルツールがあり、
Youtube、スマホのゲーム、ネットサーフィン、などなど
デジタルの情報があふれているなか、ほとんどの方がその中で生きていると思います。
よく言われるのが、ここ10年で600倍以上の情報量の増加。
しかし、その情報を全て理解できるように人間の成長はそこに追いついていません。
印刷もデジタルツールによって、スムーズに印刷する事ができるようになりました。
お客様とのやりとりもメールでPDFやら画像やら、またはLINEでということもほとんど。
そんな便利な世の中で、我々の使命は、紙の良さを伝える事。
紙に印刷されたもの、紙を使ったもので、コミュニケーションされる良さを再定義して、
お客様に伝えていくことではと思います。
わざわざ年賀状の事が、会話に出て来るぐらいなので、
年賀状が貴重なものになりつつあるのかもしれません。
しかしながら相手にとっては印象に残るコミュニケーションツールです。
特に年賀状というアナログなコミュニケーションは、
手で触れて、もらった相手の手書きの字を確認して、
温かさを感じながら相手の近況を知ることのできる、
最強のコミュニケーションツールではないでしょうか。
もし、あなたが何でもメールやLINEなどで、簡単に挨拶をしてしまっている様であれば、
たまに、あえて一言添えて年賀状を送るということも考えてみてはいかがしょうか。
相手からの印象が変わります。
P.S.
我々プリントショップサンは、これから年末に向けて年賀状で慌ただしくなりますが、
お客様が無事に新年のご挨拶ができる様、精一杯努力させて頂きます。
プリントショップサンの年賀状は↓↓↓
https://www.p-sun.co.jp/newyearscard/index.html
TEL:03-3476-0307 FAX:03-3496-0476
Mail:info@p-sun.co.jp
Copyright(C) プリントショップサン