Category:印刷のこと
11月23日
渋谷道玄坂に11年ぶりにイルミネーションがつきました。
今、渋谷駅ハチ公広場から109、
そこから道玄坂沿いのケヤキの木にオレンジ色のイルミネーションを見ることができます。
渋谷駅横の渋谷スクランブルスクエアがオープンした事もあり、
「まち開き」というイベントでつきました。
今は、渋谷駅周辺の様々なところに、イルミネーションがついています。
冬の時期にイルミネーションがあると、とてもいいですよね。
ご存知のように渋谷駅前周辺は、飲食店や薬局、洋服屋、物販、ビックカメラなど、
たくさんのお店が乱立していて、店舗の照明だけでなく、
看板やデジタルサイネージなどあるため、
いつもいつも明るい場所です。
しかし、そんな中で木々やケヤキの木にイルミネーションが付けられて、
輝いているとホッとした気持ちになれるので、不思議です。
自然の木々の形で輝きながら、連続したまとまった光が、心を捉えるのかもしれません。
道玄坂につけれれているイルミネーションの色は、オレンジ色です。暖色系。
青色で取り付けられている街も見かけますが、個人的には、暖色系の明かりが好きです。
家で使っている照明も暖色系が多いのですが、暖かいイメージがあるからでしょうか。
私は色味に関しては、印刷の仕事でいつもいつも向き合っています。
例えば白い紙は、青っぽい白と、少し黄色味がかった白があります。
黒い文字などが多く、事務的な資料などは、読みやすさなど重視で、
自然と青っぽい白の紙を使う事が多いです。
パンフレットなどをつくる場合は、同じ白でもどのくらい白いか、
温かみを待たせたいかなどを気にしていくことも多いです。
何を軸に持ってくるかで変わります。
ご提案させて頂き、最終的にはお客様の方向性や好みに判断を委ねます。
そして実際の紙面に、写真を使う場合は、どのような写真を使うかによって、色味を確認した方がいいでしょう。
人の顔がメインであれば、青っぽい色味だと不健康に見えてしまう。
少し赤みがかった温かみのある色味の方がオススメです。
また、商品であれば、スッキリとしたイメージにしたいのか、
温かみを持ったイメージにしたいのかによって、寒色系か暖色系かを考えてもいいかもしれません。
ご自身でスマホでパシャっと撮られて、それを活用するとき、
スマホの中で画像を変化させる画像加工機能も付いているので、
明るくする、少し赤っぽくするなどの加工をすることをオススメします。
受け取る相手、見る相手にどのように伝わって欲しいかを考えながら、印刷物を作ることは大切です。
普段、ガヤガヤと明るい渋谷の道玄坂という街の印象が、
イルミネーションをつけることで来街者にどのように伝わるのかと考える事に似ているのかもしれません。
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