Category:渋谷のこと
渋谷道玄坂にある SHIBUYA109の広告は“不毛地帯”。
フジテレビ開局50周年記念連続ドラマの最後を飾る作品として登場。2009年10月15日木曜日から2クールの予定です。原作:山崎豊子、主演:唐沢寿明。キャストに原田芳雄、柳葉敏郎、佐々木蔵之介、岸辺一得、天海祐希、小雪、和久井映見など豪華です。
原作の小説『不毛地帯』は、1973年から78年までサンデー毎日に連載され、その後に書籍化しました。これまでに累計430万部を売り上げたベストセラー小説です。
舞台となるのは、終戦からひたすら復興を目指して走り続け、経済が驚異的な回復を見せ始めた高度成長期の日本。終戦後、11年もの長きにわたるシベリア抑留という過酷な経験を経て、帰国後、総合商社に入社した男が、戦後の荒廃から社会が立ち直ろうとする激動の時代を背景に、再びビジネスという“戦場”に身を投じ、戦争体験という過去との葛藤を抱えながら、世界を相手に戦う様を描いた物語です。
唐沢寿明の泥まみれで汚れたような顔のアップに、「この生き様を見よ」というコピーがのっています。この広告は、見ただけで背中をピシッとさせられるような感じがしました。
平和でモノが何でもそろっているはずなのに、経済的にも気持ちにも閉塞感がある今とは違い、60年前、戦争に敗れた日本は、日本人1人1人がとにかく頑張らなくちゃという気持ちがあったに違いありません。
このドラマから大切なことが学べる気がします。ぜひ、見たいと思います。
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