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Category世間ばなし

アナログの魅力「A級LICENCE」

22 Feb,2020

昨年、駄菓子屋さんで、「A級LICENCE」にはまりました。
10円ゲームご存知ですか?


A級LICENCE.png


その駄菓子屋さんは、
懐かしい1970年代の10円ゲームが10台くらい並んでいます。


何台か並んでいる中で、「A級LICENCE」という10円ゲームに。
幼稚園のころ、ものすごく駄菓子屋に通っていた事を思い出しながら、
10円玉を投入。


このゲームは、10円玉を入れるとまず左側に置かれます。
左からレバーを弾いて10円玉を転がし右へ、
またレバーを弾いて左へ。
左右左右と繰り返し6回レバーを弾く。
途中に穴があるので、そこに落ちたら、即ゲームーバー。
最後の「賞品」という穴に10円玉を落とすと、
下の穴から商品が出て来るというシンプルなゲームです。
盤面にレーサーとスーパーカーの絵が描かれていて、タイトルが「A級LICENCE」。
私が、あの頃スーパーカー消しゴムにハマったなぁという記憶も呼び起こしてくれます。


機械の上には、「完全実力機」という札が貼られています。
自分の腕次第ということか!
と思いながらスタート。
1回目。
10円玉を弾くのにドキドキです。
ものすごく軽く、弾くと、コツンという感触とともに1センチぐらい10円玉が転がります。
「ビビってんなー俺」と心の中でつぶやきます。
1回2回と弾き、3回目左から弾いた時に勢いつきすぎて
「スピン」という穴に落ちてしましました。


4回やって、すぐスピン。
手持ちの10円があと一枚。
なんとなく弾く感覚もわかってきたぞと思いながら、再チャレンジ。


左右左右、ポーンポーンと10円玉をうまく弾いています。
そして、最後の6回目。
4箇所穴があるうちの手前から3番目に入れれば賞品が。
軽いとすぐ落ちてしまうし、中途ハンパな気持ちでも落ちてしまう。


ドキドキしながら、強い気持ちでコーンと弾くと、
すーっと賞品の穴に消えて行きました。
そして、コットンと下の穴から賞品の「シガール」が出てきました。
この数年の中で5本の指に入るぐらいの嬉しさです!!


「A級LICENCE」というアナログのゲームは、様々な感覚を刺激してくれました。
まず集中力を高めてくれて、想像力(第6感)を働かせてくれます。
視覚、触覚、聴覚を刺激してくれて、最後に味覚、嗅覚で楽しませてくれる。
これって今のデジタルのゲームには、ない感覚!?


アナログの商品を扱っているということで、
紙に印刷する私たちも刺激を人々に与えることができますね。
名刺、DM、チラシ、雑誌、本など人が視覚、触覚を通じて記憶に残ります。
また、アナログということで考えると、飲食店のサービスであったり、美容室のサービス、洋服屋さん、司法書士さんや大工さん、どんな職業であっても人間が関わるのですからアナログです。
あなたの仕事も、デジタルだけでは済まないのではないでしょうか。


「A級LICENCE」
これだけデジタルの情報量が氾濫している中で、
アナログという手法は違った感覚や喜びを生み出してくれるものだと、
再認識させられ、魅力を感じました。

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