Category:世間ばなし
私は道玄坂青年会の会長をして、
この3月で5年が経ちます。
道玄坂青年会に入ったのは、
16年前の30歳の時になります。
それまでは、サラリーマンをしてました。
家業の印刷屋に入り、
それをきっかけに、街の活動のなんたるかもわからず
誘われるがまま青年会に入りました。
道玄坂青年会はどういった集団か。
おおきなミッションは、渋谷道玄坂を盛り上げること。
メンバーは約15人ほどです。
代々、道玄坂で商売を営んできた方々がほとんどです。
今現在の主な活動は、街の清掃活動やパトロール、
花壇のお手入れ、
7月の渋谷盆踊りの企画実行、
9月の祭りの神輿巡行、
渋谷区のお祭りの模擬店出店、
新春餅つき大会、
その他青年会会員同士の交流などです。
歴史として、諸先輩方から聞くと
1973年に創立され、
その時は、町会などの自分たちのおやじがうるせ〜から
という理由で、街の活動と遊びが一緒になって青年会ができたそうです。
そのためか先輩方からは、よく
おまえらもっと遊んだ方がいいよって
アドバイスをもらうこともあります。
青年会の活動はボランティアです。
ボランティアとは、「自主的に他人・社会に奉仕する人または活動」を指します。
平日休日問わず、時間も体力も使うので、
自分なりに意義を見つけ、
自主的に関わることができないと、
なかなか続きません。
あなたは街のボランティア活動したことありますか?
私は、入会当初は活動の意義が腑に落ちておらず、
体力使って辛いなーと思うことも多々ありました。
しかし今は、仲間と飲んだり、くだらないこと話しながら、
渋谷のことを話しながら目標に向かって仲間で活動することは、楽しいことです。
これまで、活動をやってきて良かったなと思う点があります。
それは、普通に仕事をしているだけでは、会えない方々
いろんなジャンルの方々と会うことができ、大変勉強になることです。
渋谷区長や区役所の方々、渋谷警察署長や署員の方々、
原宿や恵比寿など他のエリアで活躍している地元の方々、
東急電鉄の会長から街に関わる社員の方々、
東大の教授、clubのDJや社長、
その他、様々な渋谷に関わる企業の方々などなど。
渋谷を良くしていこう、盛り上げていこうという方向性が同じ人々です。
僕にとって、
青年会活動の意義は3つ。
1.単純に生まれ育った街、渋谷をずっとイケている街にし続けたい
2.渋谷道玄坂での活動が、めぐりめぐって自分の商売につながる。
3.自分自身の成長につながる
特に3は、青年会メンバーが
お祭りやイベントのミッションを
どう協力しあって、達成できるか、
喜びを分かち合えるかをものすごく考えます。
街の20代から80代の方まで、
どうすれば自主的にみんなが動いてくれるかを
考えて、お願いをし、指示を出し、
行動していきます。
想像以上に気配りがとても大事です。
今後、2030年ごろまで、渋谷駅周辺は開発が続き、
大きい商業施設、ビル、マンションが建ち上がります。
その中で、道玄坂がどのような街であるかは問い続けられます。
活動する人々の資質も問われてきます。
大きな変化の中で、印刷に対する想いと
渋谷への想い、
この2つを大切にしていきたいですね。
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